大人になった今でも悩み中

私は、人より産毛が濃い方だと思います。 産毛は必要だから生えているのだということは重々承知です。

それでも、

「こんなところに本当に生える必要ある?」 「産毛の濃い人と薄い人がいるのは不公平だ!」 「処理しても何故またすぐに生えてくるの?」

と、本当に「毛」に関する悩みはつきません。

私が初めて、人より産毛が濃いことに真剣に悩むようになったのは、忘れもしない小学校5年生の頃です。 当然、その頃までには、自分でもはっきり「濃い」ということを自覚していました。 もちろん、少しは気になるものの、自然のままに過ごしていました。

ある体育の授業でのことです。その日はプールでした。

私は、おそらく体調が悪かったのでしょう。 プールには入らず、プールサイドで見学していました。 近くには、私と同じように体操着姿で見学しているクラスメイトが数人いました。 体育の授業の見学は、はっきり言ってつまらないです。暇で暇で仕方ありません。 体育座りのかっこうでぼーっとしていたり、横にいる友達と少し話したりしている程度です。

そんな中、ふと私の横の方にいた女子2、3人がひそひそ話を始めました。 私も「何だか嫌だな・・・」と思いつつ、耳を少しダンボのようにしていたら、なんと聞こえてしまったのです。

「○○さん(←私のことです)の足の毛って濃いよね?」

私は、聞こえないふりをしましたが、内心いろいろな気持ちが芽生え、複雑な心境に陥りました。 まず、他人も思わず気になるほど、毛が濃いのかなというショックと、それを内緒話でされたという怒りと、 これからどうしていったらいいのかという困惑と、とにかくいろいろな感情を覚えました。 それでもとにかく平然を装うのに苦心しました。

家で母に相談したところ、「いずれ、薄くなるわよ」という、何とも素っ気ない答えが返ってきました。 私も、日々悩み続けながらも、結局、中学生になってから、自己処理をするようになりました。

悲しいかな、大人になった今でもむだ毛の処理に、日々勤しんでいます。

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