分ってほしかった本当の理由

私の娘の昔の話です。

私の娘は顔の産毛が人に比べて濃く、いつも自分でも気にしていました。特に小学校高学年ともなると、毎朝洗面所にこもっていつまでも出てこず、こっちが顔を洗ったり歯を磨きたいと思ってもなかなか順番が回ってこないことがよくありました。

そんなある夕食の時、娘がポツリと言いました。

「今日 先生に怒られた・・・」

訳を聞くと、最近6年生の女子の間で、まゆげに手を入れることが流行っていたそうです。わざと剃って細くする子や、形を変えてしまう子がどんどん出てきたらしいのです。そこで先生が女子に向かって「眉毛に手を入れた事のあるものは残れ」と言われたそうです。そして私の娘も残り、説教をされたと言っていました。

しかし娘は、自分の眉毛の形を変えたり、わざと細くしたりしたかったわけではなかったの自分で話しました。前にも書いたように顔の産毛が人より濃い目なので、眉毛と眉毛の間にも毛が人より多い目に生え、放っておくと、まるで両方の眉毛がつながっているように見えてしまうのです。それを男子にからかわれることがあり、それが嫌でまゆげ自身は触らず、眉毛の間の毛だけをいつも抜いたり剃ったりしていたそうです。それでも一応「眉毛に手を付けた」と自分で判断して残り、線゛いの話を聞いてきたそうです。

そんな娘の話を聞き、個人的な理由を聞かずに「眉毛に手を入れている」とすべての児童を十把一絡げにして指導をした先生に少し、不満が残りました。また、娘にも「私はこれこれこいうい理由で眉毛の毛を抜きました。正当な理由があります。まずからかう男子を何とかしてください」という事が大事なことだと言っておきました。

いろんな子供たちが通っている小学校、ちょっと大人のふりをしてみたくなる子も多くなる高学年の女子の中で、ちゃんとした理由や悩みをもって、仕方なく校則を破っている子もいるのだという事も先生にはわかってほしかったと今になって思っています。

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